集中力が強まる「集中モード」搭載ゲーミングモニター
東京ゲームショウでの発表
最近の東京ゲームショウでは、アイ・オー・データのゲーミングブランド「GigaCrysta」が新型モニター「LCD-GCQ271UD」を発表しました。
この27インチのゲーミングモニターは、ひと目見るとそのユニークなデザインに驚かされます。
画面が少し小さく表示され、その周囲にたくさんの直線が囲んでいる様子は、まるでゲームの中にダイレクトに入り込んだかのようなインパクトを与えます。
集中力を高める「フォーカスモード」
ブースにいたスタッフから話を聞くと、このモニターには「Focus Mode(集中モード)」という機能が搭載されています。
これは主にeスポーツの競技シーンでの利用を想定しているとのこと。
24インチ前後の小型モニターが好まれるeスポーツに合わせて、表示範囲を狭めることで、画面全体が視野に収まり、集中力を高める工夫がなされています。
普段使いと勝負時の使い分け
普段は大画面で楽しみつつ、いざ勝負時にはこの集中モードに切り替えることで、さらなるパフォーマンスアップが期待できそうです。
また、空いたスペースにはゆっくりと明滅するパターンを表示することができ、OFFにすれば真っ暗にもできるのが嬉しいポイント。
これは明治大学の研究からの着想で、周囲のノイズを視界に取り入れることでユーザーを集中状態に誘導する仕組みです。
実際の成果は?
アイ・オー・データによると、ゲーマーを集めたテストでは、FPSのトレーニングモードのスコアが1〜2割ほど向上したとのことです。
個人差やプラセボの影響が考えられますが、実際に10%のアップが実現すれば、競技においては大きなアドバンテージになるでしょう。
この新機能、もしかすると今後のゲーミングモニターのスタンダードになるかもしれませんね。
未来のゲーミング体験
このように、集中力を高める新しい試みを搭載したモニターが登場することで、私たちのゲーミング体験がさらに豊かになることが期待されます。
ゲームの世界での勝ち方やプレイスタイルが進化する中、この「LCD-GCQ271UD」がどのように受け入れられるのか、非常に楽しみですね。
これからのeスポーツやゲームの未来がどうなっていくのか、心躍る瞬間が待っているかもしれません。