年初からのマクドナルドの株価の動向
米国の外食チェーン、マクドナルドの株価が年初来で12%も下落したというニュースが耳に入ってきました。
今の株価は約254ドルですが、2021年1月に215ドルだったのが18%の上昇を見せているものの、S&P500種株価指数の上昇と比べるとイマイチなパフォーマンスです。
このような状況は、投資家にとって何か特別な意味を持つのでしょうか?
来客数の鈍化がもたらす影響
株価の下落理由として、来客数の鈍化が挙げられています。
特に、低所得者層の比率が高いマクドナルドにとって、物価上昇による値上げは致命的な影響を及ぼす可能性があります。
第1四半期の決算では、値上げが痛手になり消費者の反発を招いているというデータも示されました。
確かに、ビジネスの健全性を守るためには、適切な価格設定が必要です。
しかし、それが顧客の離反を引き起こしてしまうと、問題はさらに深刻になりますね。
長期的な展望は明るい!
ですが、長期的には明るい兆しも見えます。
宅配サービスの拡充や、経済環境に応じた柔軟な対応力が同社の大きな武器です。
更に、インドで見せた文化に合ったメニュー展開の成功例などを見ると、地域ごとのニーズに柔軟に応えられるマクドナルドの強さが際立ちます!将来的には、株価が再び上昇する可能性が大いにあるのではないでしょうか。
最近の決算から見える成長の影
先日発表された第1四半期の決算は、前年同期比で売上高が5%増の62億ドルと大きな伸びを見せています。
特に注目したいのは、既存店売上高が13四半期連続で増加を続けている点です。
これは、ビジネスの安定性を示す良い指標と言えるでしょう。
調整後の1株当たりの純利益も前年同期比2%増となり、企業体力を感じさせますね。
投資家の皆さんへ
皆さん、マクドナルドの株についてはどう思いますか?年初来の株価下落は警戒すべきですが、それに逆らって投資を続ける価値はあるように見えます。
もちろん、リスク管理は絶対に必要ですが、同社の強みを信じてみるのも一つの選択肢ではないでしょうか。
それでは、今後の動向を共に注目していきましょう!興味深い話があればまたシェアしますので、お楽しみに。